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メキシコ投資にも好材料!トルコ通貨防衛で新興国リスク後退

トルコが遂に政策金利の引き上げを行いました。メキシコペソにも好材料となっています。新興国リスクを懸念して、買い控えが行われていたためです。

トルコ中央銀行は9月13日に政策金利を24%に引き上げました。通貨防衛を果たすスタンスを明確にした訳です。一大イベントを受け、トルコリラは急上昇。従来から新興国ショックの懸念が浮上していたメキシコペソにもリスク後退の買いの値動きが出ています

外的要因を受け、メキシコ中銀はどう動くのか。今回はメキシコのイベントカレンダーとともに、メキシコペソの値動きを予想してみたいと思います。

  1. トルコ政策金利引き上げで新興国ショックを回避
  2. イベントカレンダーで見るメキシコペソの為替予想
  3. 2018年下期入りでヘッジファンドの値動きを予想する

トルコ政策金利引き上げで新興国ショックを回避

為替相場の材料から解説していきましょう。トルコ中央銀行(TCMB)は9月13日に政策金利を大幅に引き上げました。その利上げ幅はなんと6.25%。従来の17.75%から実に24%にまで政策金利の引き上げを敢行しました。

参考:トルコ投資に好材料!トルコ中央銀行が政策金利を引き上げへ

為替市場は、そんなトルコ中央銀行の決定事項を受けて一安心したようです。というのも、以前からトルコ発の金融危機が噂されていたからです。新興国というカテゴリに含まれるメキシコもその噂の渦中にありました。一時期ながら、メキシコペソも買い控えが行われ、為替レートが下落するという値動きを見せていたのです

トルコショックの巻き添えでペソ売り

ともかく変動リスクの高い新興国投資ですから、他国の材料にも過敏に反応します。特に近年、トルコもメキシコも米国との外交関係に振り回されていますから、共通のリスクを持つ国と認識されたのでしょう。以前の記事にも書いた通り、トルコリラ下落の煽りを受けて、メキシコペソも投資家達による買い控えの値動きを見せていました。

そんな新興国リスクもトルコ中銀の利上げ策で後退した模様です。むしろ、投資家にとっては絶好の買い場となったのではないでしょうか。特に10月からは2018年も決算下期が始まります。新たな予算のついた投資家達から、高利回りの投資先として支持を仰いでも不思議ではありません。

イベントカレンダーで見るメキシコペソの為替予想

ここでメキシコのイベントカレンダーを見てみましょう。2018年の9月から10月の重要イベントを示します。

メキシコペソ9月のFXカレンダー

主なイベントは3つです。メキシコ小売売上高、メキシコ貿易収支、そして公定歩合の決定です。

ポイントとなるのは10月5日にメキシコの政策金利発表(公定歩合)があることです。前述のトルコ政策金利引き上げを受けて、メキシコの公定歩合変更が連想されるかも知れません。メキシコも緊縮財政を敷く国ですから、投資家に同様の利上げを連想させてもおかしくありません。

公定歩合引き上げの期待が掛かった場合、発表に向けてペソ買いの値動きがあると予想します。詳細は経済ニュースを追わなければ確定しませんが、ひとつの予想として取れるのではないでしょうか。トルコ中銀の利上げを受けて、メキシコペソにも連想買いが入る。これが管理人の短期的な見通しです。

2018年下期入りでヘッジファンドの値動きを予想する

需要の面からも予想してみましょう。この記事を書いているのは9月の半ばです。この時期は夏休みを取っていた欧米の投資家達が段々と為替相場に復帰する季節です。そして10月ともなればヘッジファンドも下期入りで本格的にFX市場が動き出します

5月に売って10月になるまで帰ってくるな。相場格言はそんな名言を残しています。裏を返せば、本格的な買いが入るのは10月からで、その時期に乗り遅れるなとも取れることでしょう。メキシコペソに買いが入るとするならば、この10月の時期を逃す術はありません。

そんな訳で、メキシコペソを買うならこの10月という時期がベストと管理人は考えます。以前の記事にも書いた通り、ベースとなるポジションはもう建てました。後はどのタイミングで買い増しをするかという方向で検討を進めています。

米国経済も下期に入り、新たな利上げがささやかれることでしょう。ヘッジファンドとしては、もう一段ギアを上げて利回りの良い投資先に資金を振り向けなければなりません。外部要因として、すでにヘッジファンドの食指は動いているものと考えます。メキシコペソの魅力に興味がある方は以下の記事もご覧ください。

関連記事:メキシコペソの長期トレンドは米国金利の利上げで始まる

※FXは元本割れのあるリスク商品です。投資の最終判断は読者の方がご自分で考えて行ってください。本記事は現在および将来の事実を保証するものではありません。

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